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前代未聞の花嫁の父のお手紙の朗読です。
「娘が生まれるとわかった瞬間、嬉しくて嬉しくて・・」
「幼いころはおてんばだった君、怪我をしないか毎日気が気じゃなくて・・・」
溢れ出す愛が溢れた想い出話に
新婦も会場のゲストも涙を流しながら聞き入り
本当に温かい優しい空気が会場を包んでいました。そして、こんなエピソードが。
「君は小学生のころ、学校でいじめに合っていました。
毎日泣きながら帰ってくる君。
学校に行きたくないと駄々をこねる
君を厳しくしかってしまったこともありました。けれど、君が眠りについた後、
厳しくしかってしまったことを後悔しながら
君の寝顔を眺めながら
この子だけは何があっても守りぬかなくては
どんなことがあっても自分はこの子の味方でいようと
頬を撫でて語りかけていたものでした。」
このエピソードがお父様の口から語られた瞬間、
ご新婦は堰をきったように顔を覆って涙されました。
その理由はすぐにわかりました。
いよいよ、花嫁からのお手紙。そのお手紙の中に
なんとこんなエピソードがありました。「私が小学生の頃、学校でいじめに合っていました。
つらくてつらくて、学校に行きたくなくて
そうお父さんに伝えると厳しく怒られたこともありました。でも、泣きながら私がお布団に入ってしばらくたつと
お父さんはそっと私の隣にやってきて、
私のほっぺたを何度も撫でてくれましたね。その手があったかくて優しくてとても安心して、
明日も頑張ろうと思えました。お父さんはきっと今日まで
私がすっかり寝ていると思っていたと思うけど、、
本当は私、毎晩、起きていたんですよ。お父さん、あのときはありがとう」
そういって、にっこりとお父様のほうに笑いかけるご新婦。
今度はお父様が顔を覆って涙される番でした。
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阪神大震災から16年たちました。
ということは、今16歳の子は知らないんだ。
今でもまだ目を閉じると思い出せる。
美化するわけでもなく
オーバーになるわけでもなく
ありありと思い出せる。
信じられない光景と、
次から次へと、(そんなバカな)という出来事。
空の上から、見てますかね。
笑ってるかな。
泣いてるかな。
怒ってるかな。
今のこの豊かな時代に、
理不尽に奪われる事を体験した事は、
心に深い傷も残したけど、
誰よりも、何よりも、大切なものに気がついた。
明日に向かって生きるということの
苦しさも、わかった。
一人でなんて生きていけないことも。
所詮、一人で生きていくということも。
ただ、健やかにと願った当時の赤ちゃんが
高校生になっていた。
小さな手を合わせていた男の子が
立派な青年になっていた。
ほんのほんの一部の、私の知る被災者。
「がんばろう」
「がんばろう」と
声をかけあったね。
それしか言えなくて。
つい忘れそうになるけれど、
この世界というものは、
今となりにある命が一瞬にして消えてしまう事がある
つまらない事を考える前に、
その愛おしさを大事に大事に
忘れない。絶対に。Info
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